武藤 正敏

武藤 正敏
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武藤 正敏 (むとう まさとし)

前駐韓大使
元三菱重工顧問
外交経済評論家

講師カテゴリー

  • 政治・経済
  • 政治
  • 国際情勢
  • 経営・ビジネス
  • グローバル戦略
  • 人権・福祉・介護
  • 平和・国際・異文化

出身地・ゆかりの地

東京都 神奈川県

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プロフィール

1948年、東京都生まれ。横浜国立大学経済学部卒業、外務省に入省。
入省後は5度の在大韓民国日本国大使館での勤務のほか、オーストラリアやホノルル、クウェートの日本大使館、
総領事館にて勤務。
キャリア官僚の中で朝鮮語を専攻した「コリア・スクール」からの初めての韓国大使であり、
韓国のテレビに韓国語で出演した唯一の大使である。長年の韓国勤務の経験で、韓国のマスコミとも論争を繰り返してきた。
外務省の北東アジア課長、在大韓民国日本国大使館特命全権公使、在大韓民国特命全権大使を務めるなど、
朝鮮半島情勢に精通しており、朝鮮半島事情を題材に、分かりやすい講演が好評。


1948年 東京都生まれ。
1972年 横浜国立大学経済学部卒業。外務省入省、朝鮮語研修。
1975年 在大韓民国日本国大使館在勤。
1976年 在大韓民国日本国大使館二等書記官。
1984年 国際連合日本政府代表部一等書記官。
1987年 在大韓民国日本国大使館一等書記官。
1989年 在大韓民国日本国大使館参事官。
      外務大臣官房領事移住部旅券課企画官。外務大臣官房領事移住部外国人課長。
1991年 外務大臣官房文化交流部文化第一課長。外務省アジア局北東アジア課長。
1993年 在大韓民国日本国大使館参事官。
1996年 在連合王国日本大使館公使。
1998年 外務大臣官房外務参事官兼外務大臣官房文化交流部参事官。
1999年 外務大臣官房審議官兼外務大臣官房文化交流部審議官。
2000年 在オーストラリア日本大使館公使。
2002年 在ホノルル総領事。
2005年 在大韓民国日本国大使館特命全権公使。
2007年 在クウェート特命全権大使。
2010年 在大韓民国特命全権大使。
2012年 東西大学校国際学部特任教授。
2013年 1月1日三菱重工業株式会社顧問(2017年末退任)。

講演テーマ

【韓国とどう向き合うか】

韓国は歴史的な問題、韓国の国内政治、北朝鮮との関係などの要素が複雑に絡み合い、日本にとって難しい関係にあります。なぜ、ここまで拗れてしまったのか、韓国の人々は日本に本当に悪い感情を持っているのか、韓国との信頼関係は構築できるのか、といった点について日本の立場、韓国の立場を客観的、かつ分かりやすく解説します。韓国で今起きていることがどういう背景で生じているかを解説いたします。

【北朝鮮情勢と日韓関係のこれからについて】

緊迫する北朝鮮情勢。学者の中には北朝鮮に対し、米国が体制の安全保障をすれば非核化に応じるだろうという人がいます。しかし、これまでの経緯を見ると、北朝鮮は少し譲歩したように見せかけ、代償を得るが非核化は一向に進まない。今回も古い核施設は廃棄したように見せ、新しいものを密かに作る、「モグラたたき」です。北朝鮮の非核化には金正恩政権の退陣しかありません。日本は米韓と包囲網をつくるとともに、敵基地攻撃能力、テロ・ゲリラ対策などの防衛力を高める必要があります。また、今の日本人は韓国に対してきれている状態です。韓国のマスコミでは、あまりにも日本に対して事実無根な報道が行われています。逆に、日本の週刊誌やタブロイド紙の報道も韓国の現実を反映したものばかりではありません。こうした報道を見ると、当面日韓関係の立て直しも難しいように思われます。しかし、日韓関係は悪くなる時も速いが、良くなる時も速い、という歴史があります。日韓関係立て直しのきっかけはあるのでしょうか。歴史問題に対する解説も含め、多面的な分析をします。

【ビジネスから見た日韓関係】

日韓関係の現状を踏まえると、韓国とのビジネス関係を検討する時期としては難しいように思われます。また、今後数年は韓国経済にとって厳しい時期が続きます。しかし、韓国人の日本への観光は、円安もあり増加しています。韓国は日本の消費文化に対する関心が高く、中小企業の育成が最大のテーマです。日本の中小企業とのコラボは願ったり叶ったりの筈です。また韓国の人材は極めて優秀で、日本企業にとって大いに戦力になるでしょう。韓国のビジネス面における日本の比重は低下していますが、中国との競争を考えれば日本と協力する以外、韓国経済がよみがえる道はありません。韓国とのビジネス関係に力を注いできた大使として、将来への展望を語ります。

【韓国の政権と日本との関係】

現在の日韓の政治関係は停滞しています。特に文在寅大統領の政治スタイルに対し、日本では反発がありますし、今年はより厳しい年になるでしょう。同様に安倍総理に対して韓国では右傾化のシンボルと映っています。そもそもの問題の出発点は双方が相手の現実を理解しないことにあります。韓国人は基本的に日本が好きです。韓国で日本の小説がベストセラーになるなど、韓国人は多くの点で日本人と共通の感性を持っています。今は文政権の要求に対し、一切妥協しないで、協力するためにはお互いに敬意を払っていくことが大事だ、ということを韓国の政権に理解させることが重要だと思います。相手の政権とどう向き合っていくか、東アジアの地域情勢を踏まえ、それぞれ自国の国益を如何に確保していくか。韓国は将来日本との有望なパートナーとなる可能性も秘めています。こうした関係を如何に取り戻すべきか解説します。

実績

【講演実績】
日本記者クラブ、近畿税理士会、北海道庁・日経新聞、政策研究大学院大学、キャノングローバル戦略研究所、
サムスン電子、ソウル大学校国際大学、その他多数

【メディア出演】
<テレビ>
TBS   「ひるおび」
BSフジ  「プライムニュース」
BS1   「国際報道」
BS日テレ 「深層ニュース」
KBS   「KBSニュース」
読売テレビ「そんなこと言って委員会」
朝日放送 「正義のミカタ」
テレビ朝日「羽鳥慎一のモーニングショー」「ワイドスクランブル」
など昨年約100回

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