島村 恭則

関西学院大学教授
民俗学者、文学博士
講師カテゴリー
- 人権・福祉・介護
- 平和・国際・異文化
- 歴史・文化・科学
- 歴史
出身地・ゆかりの地
東京都
プロフィール
民俗学者、1967年東京都生まれ。
現在、関西学院大学社会学部教授。
筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科文化人類学専攻単位取得退学、文学博士。国立歴史民俗博物館教官、東京大学客員教授などを歴任。
沖縄を含む日本列島各地で民俗学調査を行なうとともに、韓国・中国での調査・研究歴も長い。
わたしたちの身近な素材をとりあげて、わかりやすい語り口で民俗学のおもしろさを語る講演には定評がある。
著書に、『みんなの民俗学』(平凡社新書、2020年)、『日本より怖い韓国の怪談』(河出書房新社、2003年)、『民俗学を生きる』(晃洋書房、2020年)、『民俗学読本』(晃洋書房、2019年)ほか多数。
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講演テーマ
【みんなの民俗学】
話題の新書『みんなの民俗学』(平凡社新書)の著者が語る「やさしい民俗学」入門。民俗学のおもしろさは、地方に昔から伝わる言い伝えの研究だけにあるのではありません。喫茶店モーニング習慣、B級グルメ、わが家のルール、キャンパスの七不思議など、わたしたちの身近な日常も、民俗学の立派な対象です。こうした「現代の民俗」の発祥の経緯や、広がりについて、豊富なフィールドワーク体験談を交えながら解明していきます。
【くらしの中の行事・しきたり・祭り―民俗学の視点でさぐる―】
お正月、恵方巻、お盆、お月見、クリスマスといった「年中行事」、誕生、七五三、結婚、還暦、葬式といった「人生儀礼」、お中元、お歳暮、のし袋、結納、地鎮祭といった「しきたり」、そして地方色豊かな各地の「祭り」など、わたしたちの「暮らしの文化」について、話題の新書『みんなの民俗学』(平凡社新書)の著者がやさしく解き明かします。「あたりまえ」に隠された深い意味を探ってみませんか。
【喫茶店モーニング文化の謎】
朝食を喫茶店のモーニングサービスでとる習慣が、東海地方から西日本一帯にかけて存在します。とくに有名なのは「名古屋のモーニング」ですが、こうした習慣は、いつ、どのようにして、なぜ始まったのでしょうか。喫茶店モーニング文化研究家で、話題の新書『みんなの民俗学』(平凡社新書)の著者でもある民俗学者が、自身のフィールドワーク体験にもとづきながら、この謎を解明します。
【沖縄の文化と歴史:民俗学の目で探る】
話題の新書『みんなの民俗学』(平凡社新書)の著者による「民俗学から見た沖縄入門」。沖縄には、本土とは異なる個性豊かな文化が華開いています。祭り、信仰、食文化、ことば、歴史、そして人びと。沖縄文化の特徴と来歴を、沖縄調査歴35年の民俗学者が豊富なフィールドワーク体験を交えてわかりやすく語ります。
実績
国立歴史民俗博物館れきはく講演会、河内長野市生涯学習講演、尼崎市生涯学習講演、兵庫県阪神シニアカレッジ、国立民族学博物館みんぱく講演会、佛教大学公開講座、関西学院大学オープンセミナーほか多数。海外講演(中国・韓国・ドイツ)経験もあり。
講演の特徴
わたしたちの身近な素材をとりあげて、わかりやすい語り口で民俗学のおもしろさを語る講演には定評がある。
25年におよぶ大学での講義経験に加え、博物館勤務時代のギャラリートーク経験を活かしたわかりやすい語り。自身のフィールドワークによる動画や写真を活用した視覚に訴える講演です。
著書
『みんなの民俗学』(平凡社新書 2020)
『日本より怖い韓国の怪談』(河出書房新社 2003)
『民俗学を生きる』(晃洋書房 2020)
『民俗学読本』(晃洋書房 2019)