皆川 博伸
株式会社STU 代表取締役
ビジネスマインダー(職場のボディガード)
防犯設備士
講師カテゴリー
- ビジネス研修
- コミュニケーション・世代間ギャップ
- 問題解決
- ハラスメント
- ビジネスマナー
- 新入社員研修
- 安全大会
- コミュニケーション
- メンタルヘルス
- 環境・防災・防犯
- 防犯
- 学校教育・PTA・育児
- 育児・幼児教育
- 学生向け
出身地・ゆかりの地
神奈川県 福岡県
プロフィール
『心理”学”ではない、ヤバい現場の心理”戦”で培ったボディーガード流コミュニケーション術』
サラリーマン時代に防犯設備士の資格を取得。横浜赤レンガ倉庫といった有名建築物をはじめ、鉄道会社・銀行・病院・大型商業施設からコンビニエンスストアまで数々の施設に防犯カメラシステムの販売施工実績をもつ。
防犯の仕事をしながら、プロのボディーガードの技術指導をしている国内トップクラスの指導員に師事。イスラエルの軍用格闘術と軍をはじめとする危機管理組織のマネジメントを学ぶ。
独立後、悪質クレーム対策・ハラスメント・コンプライアンス対策など人間関係に起因する企業リスク・人材定着に関するコンサルティング事業を展開。
クレームの域を超え、暴力被害が想定される医療機関や福祉施設、自治体、行政機関では、全国的にも珍しい護身術研修も実施する。
事故・不祥事の「予防」はもちろん、起きてしまったときの「ダメージコントロール」「マスコミ対応」、「再発防止」と「信頼回復」までリスク・クライシスをトータルサポートしている。
その中で最も大切なのは、もちろん「予防」。
実はクレームのような外部との人間関係もハラスメントのような内部の人間関係も、時には人命を奪ってしまう過失事故も同じ原理で発生している。
それは“コミュニケーション”の方法。
コミュニケーションがうまく図れない組織には共通の理由がある。それらを危機管理の観点から『風通しのよいコミュニケーションを企業文化』にするメソッドを構築。社内のギスギス解消・ハラスメント防止・人材定着のための活動をしている。
講演テーマ
【「指示待ちの若手が増えた」と嘆く上司、ある事をやめただけで若手が主体的に動き出す】
ピラミッド型組織と言ったら、皆さんは何を思い浮かべるだろうか?
おそらく軍隊ではないでしょうか?
でも近代の軍隊は、皆さんが想像する「上官の命令は絶対!」といった超トップダウン組織ではないのをご存知ですか?
“戦場には霧がかかっている”という言葉があります。これはどんなに事前に情報収集しても現場は不確実なことばかりであるという意味です。軍隊は一つの判断ミスが死に直結します。実際、現場にいない上官の判断ミスや、命令待ちで多くの犠牲を払ってきました。時には部隊全滅ということも…
こういった過去の苦い経験から生み出され、現在、各国の軍隊で採用されているのが今日ご紹介する「精鋭部隊育成マネジメント」です。
上意下達の仕組みは維持しつつ“あること”をやめるだけで部下の実力を引き出すマネジメントです。
以下は、福岡でおきた実話です。
「指示待ちの若手が増えた…」と嘆く管理職。
そこに、施設はもちろん、世界中の誰も経験したことない最大の危機が訪れた…クラスターである。
コロナの第2波で発生したクラスター。当時は世の中に十分な対処方法が確立されていなかった。さらに不運は重なる…
理事長以下、主任クラスまでの幹部クラスのほぼ全員が感染、施設の指示命令系統は途絶えた。陣頭指揮を任されたのは現場経験のない事務長。
事務長は残された若手職員たちに、こう指示した。
「私は現場を知らない、責任はとる。だから自分たちの信じる行動をとってくれ!」
そう、彼らはもともと精鋭部隊なのである。この言葉をきっかけに彼らはその実力を発揮する。彼らは「指示待ち」ではなく「自主的に」行動できなかったのだ。それまで若手の行動を抑えていたボトルネックは何だったのか? なぜ、突然実力を発揮しだしたのか?その答えが“精鋭部隊育成マネジメント”である。
【「たったの一言で救えた命」あの事故はなぜ起きた?】
全国に報道もされたある施設での死亡事故。
でも実は事故防止のための「マニュアル」「規則」「機器」はすべてそろっていた。
いったい何が悪かったのか?
「マニュアル」「規則」「機器」は事故防止の”戦略”に過ぎない。事故防止は”戦略”を”文化”にしないと実現できません。
”戦略”をつくることがゴールになっていませんか?
私が見てきた中で”戦略”構築がゴールになっている組織は多数あります。
この事故を起こした施設が特に悪かったのではなく、どこの施設でも起こりうる事故だったのです。
”たまたま”この施設で起きてしまったに過ぎないのです。
では”文化”にするために必要なことって何だろう?
それはコミュニケーション。
あの事故は職員間で”たった一言”言葉が交わされていれば防ぐことができた。命が失われることはなかった。
「たかが一言、されど一言」
この簡単なコミュニケーションすらできない、組織のギスギスは何なのか?どうすれば改善できるのか?
ヤバい現場で見てきた経験から、問題組織の特徴と改善例についてご紹介します。
【助けを呼ぶより早い1秒護身術~子どもと女性の安全~】
年々増える子どもを狙った不審者事案、また女性の約22%(5人に1人)は日常生活の中で身に危険が及んだ経験をお持ちです。
私のクライアントでも「訪問先の顧客に軟禁された女性営業職」「顧客からストーカー行為を受けた販売職」の方など実に許しがたい事例を耳にします。
子どもの安全を守る立場の大人たちや、女性従業員などの防犯意識を持ってもらうきっかけとして1秒護身術を学んでみませんか?
●保育士・介護職員研修(不審者対応・カスタマーハラスメント対策)
●学生向けの防犯ガイダンス
●女性職員等の安全指導(安全配慮義務)
●医療安全研修(院内暴力対策として)
実績
【TV】
2018年1月 FBS福岡放送「バリはやッ!」
2018年6月 TNCテレビ西日本「ももち浜S特報ライブ」
2018年7月 RKB毎日放送「今日感テレビ」
2020年1月 KBC九州朝日放送「サワダデース」
【雑誌】
2018年 「Bizread FUKUOKA」 49号掲載
【講演・研修】
自治体・行政機関・医療機関・福祉施設・社会福祉協議会 等、多数
講演の特徴
大きく2つの切り口からお話しさせていただきます。
ひとつ目は「防犯」「安全管理」の視点から。
「安全」は人がつくるものです。「防犯設備」や「安全装置」は補助であり、本当の安全を創り出すのは「人」です。
実際に私が現場で見てきコロナのクラスターや過失による死亡事故を例に挙げ、そこに足りなかった職員の連携、コミュニケーションは何だったのか?を解説。
解決のためのコミュニケーション術をお話しします。
ふたつ目は「ハラスメント」など組織内部の問題から。
職員の不正行為を見逃した(気づけなかった)結果、私が介入したときには手遅れだった会社の事例を紹介します。
コミュニケーションに問題がある組織の3つの特徴と、改善につながるコミュニケーション術についてお話しします。
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