雪下 岳彦

雪下 岳彦
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雪下 岳彦 (ゆきした たけひこ)

株式会社土屋 顧問

講師カテゴリー

  • 人権・福祉・介護
  • 障がい・発達障害
  • 医学・医療・健康
  • 医学・医療(最先端医療)
  • 健康・運動
  • メンタルヘルス
  • 闘病経験

出身地・ゆかりの地

千葉県

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プロフィール

1996年、順天堂大学医学部在学時にラグビー試合中の事故で脊髄損傷となり、以後は車いす生活となる。1998年、医師免許取得。順天堂医院精神科にて研修医修了後、ハワイ大学マノア校(心理学)、サンディエゴ州立大学大学院(スポーツ心理学)に留学。2011年、順天堂大学大学院医学研究科にて自律神経の研究を行い、医学博士号取得。2012年より、順天堂大学医学部非常勤講師。2016年から18年まで、スポーツ庁参与。2019年より、順天堂大学スポーツ健康科学部非常勤講師を併任。また、2019年より、ハイパフォーマンススポーツセンター業績評価委員会評価委員、スポーツ庁障害者スポーツ推進プロジェクト「障害者のスポーツ参加促進に関する調査研究」有識者委員を勤める。2020年より、千葉ロッテマリーンズのチームドクターに就任。ラグビー日本代表(2012-15)、サントリーラグビー部、ジェフユナイテッド千葉、アースフレンズ東京Zなどのメディカルサポートも行っている。

講演テーマ

【ハンディキャップを持つ医師として】

医学部6年生の時に、スポーツ事故で脊髄損傷となり、体の自由がなくなりました。しかし、母校の大学病院に入院しながら卒業試験を受けて、大学を卒業。その後は、リハビリ病院に入院しながら医師国家試験の勉強をして、医師免許を取得しました。その後、当時の日本では障害を持つ身で仕事をしたり、学んだりするのが難しかったこともあり、思い切ってアメリカの大学に留学しました。アメリカの大学は、障害を持つ学生のサポートが充実していて、あまり不自由を感じることなく学生生活を送ることができました。日本に帰国後は、大学院に進み、医学博士号を取得しました。障害を持っているからと諦めてしまう前に、一歩をふみだしてみることの大切さを、経験談をふまえてお話しします。

【“突然”の事故や病気にどう対処していくか】

私は医学部6年生のある日、突然のスポーツ事故により手足が不自由な身になりました。その瞬間を境に生活が一変することになったのです。このような「突然」の怪我や病気は、だれにでも起こりうることです。そうなってしまった時、どういう行動をとったらいいかということを私の経験を通して一緒に考えていきます。

【●バリアフリーな社会~日米を比較して】

アメリカに4年間留学した経験を通じ、バリアフリー先進国のアメリカの現状を日本と比較しながら紹介し、日本のバリアフリーのあり方についてお話しします。特に、アメリカ留学時代に訪れたスポーツ・スタジアムやアリーナでの経験談をお話しします。

実績

講演
2007年 在宅リハビリサポートの会「レッツ」第14回勉強会 「夢を語ろう」
2011年 千葉リハビリテーションセンター 第9回 脊髄損傷リハビリテーション勉強会 「頸髄損傷の医師からのメッセージ」
2012年 瑞江整形外科 第2回 東京臨床特別勉強会 「1. 日米のバリアフリー、2. 認知のゆがみ」
2013年 日本スポーツ歯科医学会 第16回認定研修会 「スポーツにおける重症外傷を考える スポーツ心理の立場から」
2016年 県立浦和高校 人権教育講演会 「バリアフリー社会の実現に向けて」
2018年 SportsX Conference 2018 「スポーツスタジアムのバリアフリー」
第346回 順天堂医学会学術集会 「スポーツ庁における障害者スポーツ普及の取り組み」
2019年 日本スポーツ振興センター 情報・国際部 研修会 「障害平等研修を通じてインクルーシブ社会の実現を考える」基調講演

メディア掲載
● 2018/12/11 Buzzfeed Medical
首の骨を折る大ケガで、手足の自由を失った。「先のことを考えて不安になっても仕方ない」彼は医師になり、そう思う

● 2019/1/11 NHK SPORTS STORY
車椅子にも優しいアメリカのスタジアム 東京五輪ではどうなる

● 2021/2/24 毎日新聞
クローズアップ:東京パラリンピックまで半年 「共生」コロナで停滞 雪下岳彦氏、金山千広氏の話

● 2021/4/28 毎日新聞
東京・わたし:ツイッターで「世界の車いす席」集まれ 順大非常勤講師・雪下岳彦さん - 毎日新聞

● 2021/5/26 読売新聞
競技場の車いす席、障害者の医師が「診断」…利用者目線で課題指摘

● 2021/7/8 文化放送
くにまるジャパン極・くにまるレポーターズ
あしたへ橋を架ける人

講演の特徴

医師として医学的見地から、また一人の障害当事者として自分の実体験を通して、人に寄り添った講演が可能です。

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