田中　憲吾

プロフィール

京都府出身。東映京都撮影所でチーフプロデューサーとして現代劇・時代劇を担当。
昭和３６年東映入社。
撮影部助手から宣伝部に移り、萬屋錦之介さんの推薦でプロデューサーに。
2003年オフィス憲吾を設立。現在、KANSAIコレクション 顧問を務める。
プロデューサー時代は日刊スポーツにてコラムを連載。様々なスターとの人柄が分かるエピソードを紹介。

講演テーマ

【昭和の銀幕スターたちの知られざる物語】

銀幕を彩った伝説の俳優たち。その舞台裏や撮影現場で見た素顔、そして彼らがいかにしてスターとなったのかを、貴重なエピソードを交えてお話しいたします。昭和のスターに限らず、これまで交流のあった有名人の方とのエピソードをふんだんにご紹介します。

【東映京都撮影所の舞台裏】

日本を代表する映画制作会社・東映。その時代劇や現代劇の制作過程で起きたハプニングや、成功を支えた秘訣、プロデューサーとしてのこだわりなど、業界の内側をたっぷりとご紹介します。

【時代劇・映画・ドラマ制作の裏側】

かつて日本の映画・TV界を彩った時代劇。その制作現場には、結髪師や入れ墨絵師といった専門技術者が欠かせませんでした。東映京都撮影所で生み出された数々の名作を背景に、業界用語や撮影テクニック、そして制作の裏側をご紹介します。

このセミナーでは、時代劇制作の舞台裏を通じて、日本文化の一端を知ることができます。時代劇の魅力を再発見し、知識を深めてみませんか？

【高倉健さんの軌跡：銀幕の背後にある真実】

高倉健さんは、日本映画界の象徴的な存在として、多くの人々に愛され続けています。本トークショーでは、彼の映画人生だけでなく、彼の人となりや知られざるエピソードに焦点を当てます。彼の生涯にわたる功績や、彼がどのようにして多くの人々に影響を与えたのかを深掘りします。映画の裏側に隠された真実や、彼の人間味あふれる一面を知ることで、より一層彼の作品を楽しむことができるでしょう。

「健さんは脚本を読んで、これは僕にはできません。と脚本の段階で断る人です。作品をひきうけた以上、現場では、一言も文句は言わない人です。」
「朝は弱いですね。よく遅れてこられましたが、なぜか誰も文句は言わなかったです。南利明さんが”またせ健”とあだ名されていました」
「東映京都撮影所の俳優会館の２階にある健さんの部屋は他の人の二部屋分あります。健さんが東映を離れてからもずっとあけてありました。健さんは、この部屋に女性は絶対入れなかったんですが、たった一人だけ入った人がいます。それは・・・泉ピン子さんです。」