楠神 健

楠神 健

楠神 健 (くすかみ けん)

ヒューマンエラー対策&仕事の工夫・コツ研究所
(略称:エラー・コツ研究所)
代表 博士(心理学)

講師カテゴリー

  • 経営・ビジネス
  • リーダーシップ・マネジメント
  • 安全大会
  • 防災・危機管理
  • コミュニケーション
  • セルフマネジメント
  • モチベーション
  • 意識改革・気づき

出身地・ゆかりの地

東京都

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プロフィール

1982年 東京大学文学部心理学科卒業、国鉄入社
1987年 国鉄分割民営化に伴い、(財)鉄道総合技術研究所へ
1997年 JR東日本に転籍、安全研究所へ
2008年 JR東日本研究開発センター安全研究所長
2013年 JR東日本研究開発センター副所長(ヒューマンファクター)
2023年 JR東日本研究開発センターシニアリーダー(ヒューマンファクター)
2025年 ヒューマンエラー対策&仕事の工夫・コツ研究所(略称:エラー・コツ研究所)代表
○専門:ヒューマンエラーとその対策、リスクマネジメント、安全教育・訓練、人財育成
○国鉄、鉄道総研を経て、JR東日本で30年弱、心理学をベースに「現場に密着した安全対策の研究・開発・導入」を推進
(具体的には、ヒューマンエラー防止ツール、安全教育・訓練法、事故の調査・分析法、安全マネジメント手法、社員の情報交換プラットフォーム等)
○この間、大阪大学人間科学部、慶應義塾大学理工学部、日本赤十字看護大学などで非常勤講師
○官公庁、民間企業、学協会で約150回の依頼講演実績(鉄道、航空、電力、化学、鉄鋼、医療等の分野)

講演テーマ

【ヒューマンエラーを知り、未然防止の力をつけよう!】

ヒューマンエラーの分析・対策は、とても表面的になりがちです。たとえば、「原因は不注意なので対策は注意を徹底する」などがその典型です。実はエラーには、いくつかの種類があり、その種類に応じて有効な対策は異なるため、表面的な対策を打開するためには、エラーのタイプとそれに応じた有効な対策を知ることが重要になります。一方、皆さんがお困りのヒューマンエラーに絞って、原因と対策をお話しすることも可能です(たとえば新人のエラー、ベテランのエラー、異常時のエラー、違反行動・不安全行動など)。

【安全マネジメントにおいて「管理者が陥りやすい15の誤り」とは?】

安全をトッププライオリティにしている企業は多いですが、安全マネジメントに関しては、うっかりすると間違えてしまいやすい事柄がいくつもあります。この講演では、
(1) 事故やインシデントが発生した際の安全マネジメント
(2) 平常時の安全マネジメント
(3) 安全と社員の役割
の3つの側面に分けて、「管理者が陥りやすい誤り」とそれを防ぐための「管理者の基本動作」を15に分けて説明します。これらに留意しながらマネジメントを行うことにより、事故の未然防止が可能な安全マネジメントに変革していくことが可能です。

【失敗は個人の成長の原点! 日々の仕事を通した人財育成に活かそう!】

失敗はつらい経験になることも多いですが、自分が考えて実行した結果なら、その振り返りを通して、次の成功に向けたヒントが必ず得られます。また「日々の仕事がうまくいくための工夫・コツ」の発見にもつながり、仕事を通した成長の原動力にもなります。この講演では、そういった学習・成長のベースになる「わかる・学ぶ」および「伝える・教える」のポイントを理解した上で、「経験学習」の理論を応用して、「仕事を通した学習・成長のサイクル」について考えます。現業業務から非現業業務(企画業務)まで、皆様のお仕事の内容・性質に合わせてお話しします。

【その他の講演テーマ】

1.ヒューマンエラーとその対策の理解
・コミュニケーションエラーと確認会話
・認知バイアスと安全-人間の強みが弱みになる!
・ヒューマンエラーの発生原因を進化論的に考えてみよう!
・ルールを守ってもらうためには何が大事か?-「闇雲なルール化」の落とし穴

2.安全マネジメント、安全教育・訓練の理解
・心理的安全性とアサーション-おかしいと思ったら、ためらわず声を出せますか?
・教育と訓練-「頭で理解すること」に加え「体で理解すること」が重要!
・事故の聴き取り調査のポイントと注意点
・ハインリッヒの法則を正しく理解しよう!-ヒヤリハットを未然防止にどう使う?

3.現場力をもっと高めよう!-安全・品質・サービス・創造性の向上に向け
・現場力は、「社員が自ら考え、自ら行動すること」から始まる!
・メンバーやチームの力をもっと引き出そう!-ファシリテーションの活用
・現場力の向上に生成AIを活用してみよう!
・大部分の作業はうまくいっている。その理由は何?-Safety-IIからのヒント

実績

中央官庁、労働基準監督署、労災関係の協会、鉄道会社(JR、私鉄、公営)、航空会社、航空関係の協会、自動車関係の協会、化学・石油化学会社、化学・石油化学関係の協会、電力会社、原子力関係の協会、電気工事関係の協会、製鉄会社、鉄鋼関係の協会、総合電機メーカー、通信会社、大学病院、医療機関、安全工学会、安全工学シンポジウム、心理学会、認知心理学会、産業・組織心理学会、医療の質・安全学会、電子情報通信学会、計測自動制御学会、人間工学会、品質管理学会、原子力学会など約150回程度の依頼公演を実施

講演の特徴

私は、心理学や人間工学の知見を活用しながら、現場ですぐに使える「ヒューマンエラー対策」や「安全ツールの開発」を行ってきました。したがって、これまでの経験を活かし、「理論と実践を両輪」にしながら、ヒューマンエラーや安全の「なぜ」をわかりやすくお話しし、実践的な対策につなげたいと思っています。また、事前にご相談いただければ、皆さまの業界・職場あるいはご関心に応じたお話にしたいと思っています。

著書

(1) ヒューマンエラー防止のヒューマンファクターズ (共著)、事例研究と対策(鉄道)、テクノシステム、2004年
(2) 産業・組織心理学ハンドブック (共著)、鉄道事故、丸善、2009年
(3) 鉄道の百科事典(共著)、鉄道の安全とヒューマンファクター、丸善、2012年
(4) ヒューマンエラーと機械・システム設計-事例で学ぶ事故防止策(共著)、事故事例と対策(鉄道)、講談社、2012年
(5) 安全工学便覧(第4版)(共著)、人間要素を中心とした種々のシステム安全とその事例(鉄道)、コロナ社、2019年
(6) 医療 vs. 他業種 安全文化 十番勝負 他業種に学ぶ安全管理学(話題提供・対談)、丸善出版、2022年
(7) 応用心理学ハンドブック(共著)、臨機応変な対応力を高めるイメージトレーニング、福村出版、2022年

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