中野　健秀

プロフィール

「歩き続ける力」を科学し、伝える大学教授・講演家。
四国遍路×カミーノ12,000kmを歩いた“実践者”として、行動変容とレジリエンスをテーマにした講演を全国へ届けている。

1966年大阪府生まれ。
高校卒業後に就職し、働きながら夜間大学へ進学。
その後、京都大学大学院 理学研究科へ進み、地震学を専門として研究。
博士後期課程ではGPS観測による地殻変動の研究に従事し、2003年同大学より博士（理学）を取得。

大学での教育・研究に携わり、大阪国際大学・愛知学院大学を経て、
2021年より中央学院大学商学部に着任。
情報教育・行動科学・データ分析などを専門領域とし、2025年より教授として教育・研究に従事。

一方で、人生の探求として四国遍路とスペイン・カミーノを合わせて12,000km以上歩破。
過酷な山道や孤独、支え合いの文化など、巡礼で得た「歩き続ける勇気」を
教育学・心理学・行動科学と結びつけ、
「レジリエンス」「継続力」「行動変容」 を核にした講演活動を展開している。

これまでに大阪国際大学・愛知学院大学・中央学院大学などの公開講座や一般講演に登壇。
巡礼に基づく気づきと行動科学を組み合わせた実践的で温かな語りは、幅広い年代から高い評価を得ている。

特に、
10〜20名規模の経営者勉強会・幹部研修・少人数セッションを最も得意とし、
対話と共創を重視した講演スタイルは、
「深い内容が生まれる」「前に進む勇気が湧く」と高く評価されている。

巡礼での実体験と行動変容につながる理論を組み合わせ、
“参加者自身の物語が自然に生まれる講演” を提供。
人生やキャリアの節目にある人が一歩を踏み出すための講義に定評がある。

講演テーマ

【①【歩き続ける力】巡礼に学ぶレジリエンスと行動習慣】

四国遍路とカミーノを合わせて12,000km以上歩いた経験から、逆境で折れない心のつくり方、小さな一歩を積み重ねる行動習慣を具体的に紹介します。孤独・不安・変化の中でペースを整える方法、再び立ち上がる思考、行動を続ける技術を、心理学・行動科学の知見を交えてわかりやすく解説。社員研修・管理職研修・安全大会など、仕事と人生の現場で「前に進む力」を回復するプログラムです。

【②【巡礼×行動科学】続ける人が実践する継続力のつくり方】

「人はなぜ続かないのか」「どうすれば続けられるのか」を行動科学と巡礼経験から体系的に解説します。モチベーションに頼らない習慣化の仕組み、目標を達成に導く環境づくり、行動を続けるコツを、12,000km歩いた経験と実例を交えて紹介。若手育成・新人研修・営業研修・リスキリング分野で高い効果があり、明日から動ける“継続力の技術”を身につける講演です。

【③【出会いが人生を動かす】巡礼が教える縁の力とつながりのデザイン】

巡礼中の偶然の出会いが人生を大きく変えていくプロセスをもとに、人間関係を育てる方法、心が動く瞬間の見つけ方、縁を次の行動に変える技術を紹介します。人とのつながりが生む勇気や行動力を、エピソードと心理学の視点でわかりやすく整理。小人数セッションや経営者勉強会との相性が良く、コミュニケーション改善や組織活性にも応用できる“縁の実践講座”です。

【④【巡礼に見る人生の智慧】人は何を大切にして歩き続けるのか】

四国遍路とカミーノで見た風景、巡礼者の言葉、支え合いの文化から、「人が大切にしている価値」「自分のペースで進む勇気」「立ち止まる意味」をやさしく紐解きます。写真とストーリーを交え、人生を整えるヒントを多角的に紹介。生涯学習・一般講演・図書館講座・大学公開講座などに最適で、「生き方を考える時間になった」と高評価を得ている大人向けの深い内容です。

【⑤【歩きながら考える】迷いとのつきあい方・決断力の整え方】

迷い・不安・葛藤は、歩くほどに形を変えて現れます。巡礼で訪れた“心が揺れた瞬間”をもとに、迷いの正体、判断の軸のつくり方、感情を整えて前に進むための思考法を具体的に紹介します。キャリア転換期の方、人生の節目にいる方に特に響く内容で、自治体講座、キャリア講座、リスキリング支援に最適。迷いを味方に変える“自分を整える技術”を学べる講演です。