中谷 比佐子

きもの文化研究家/きものエッセイスト
講師カテゴリー
- 歴史・文化・科学
- 歴史
- ライフスタイル
- 衣生活・美容
- ライフプラン・自己啓発
出身地・ゆかりの地
大分県
プロフィール
1979年、1980年の各年テレビ朝日徹子の部屋出演。
1990年 国産シルクの開発のため、農林水産省のブランドシルクの開発に協力。
1992年 全国の呉服専門店の女将さんに声をかけ、女将さんサミットを設立。全国の呉服店の横のネットワークを構築。
1993年 農林水産省蚕糸園芸課審議会委員を務める。
1993年 千趣会ゆかた手作りレッスンの通信教育講師を務める。
1999年 お正月はきものキャンペーン(日本きもの連盟主宰)のフォトコンテストを提案。
2000年 旅立ちの祝衣新しい死装束を八王子シルクを用いて商品開発。柄は東京友禅。これまでの着物雑誌の編集表現の仕方を変える。
2000年 沖縄・九州サミットの開催を記念し、参加9ヶ国首脳夫人にその国の特徴を生かした振袖を、女将さんサミット10周年記念行事として制作し、外務省から贈呈。
2008年 舞台衣装三丁目の夕日明治座、三田佳子主演(他にも舞台衣装、CM衣装を多数手掛ける)。
2009年 天皇陛下御在位二〇年慶祝行事
蚕糸絹文化シンポジウム― 地域が支える蚕糸絹文化 ―(財)大日本蚕糸会主催でコーディネーターを務める。
大内順子さんとのきものを守る会を発足し、きものファン振興活動に貢献。
また、東京手描友禅の職人たちのコンクール染芸展の審査員を歴任。
女性誌の編集記者を経て着物が私をどう変えるかというきっかけから、着物を着続けて40年。
そのうち、365日毎日きものライフは20年。着物を切り口に日本の文化、日本人の考え方、美意識を学び、伝承している。農林水産省の審議会委員として国産シルク・ブランドの開発に携わりながら、一方ではきものサロンなどの着物雑誌の企画・監修、執筆や舞台衣装もこなす幅の広さが、講演での話の豊富さにもつながっています。
雑誌撮影の舞台裏や、往年の女優たちのエピソードも楽しい。
講演テーマ
【着物と日本人の在り方 ~着物を通してみる日本人の品格~】
・紋について:家紋、紋の種類、紋の数ときもののランク、しゃれ紋、比翼紋
・ハレとケのきもの文化
・着物を着るということ:ファッションとしての着物と最高のシールド(身を護るもの)としての着物
・むすぶほどくさとるということの意味(古事記など紐解きつつ)
・冠婚葬祭の着物:主賓・弔問客として、親族・参列者として
・品格とは何か?:着物を通してみる日本人の品格について
【絹は健康にする ~美と絹との関係~】
・身につけるとどんな効果がある?足袋と足、帯と丹田、赤い下着と下半身、紅花染の効力
・姿勢と着物
・絹の効用:科学的観点、ヒーリング効果から
・着物でダイエット
・働く女性のための着物術
・着物風姿花伝:年齢別着物の着方、心意気、コーディネートのイロハ
【着物の美学 ~東西の花街、着物対決、素人と玄人の違い、足元の美しさ】
・着物 西、東:京都祇園にて舞妓、芸妓を経て、今はお茶屋のママ
安藤孝子さんとの東西着物対談トークも可。
・花街の着方:芸者と芸妓、舞妓と半玉、赤坂vs向島
・紬はこう着る:結城紬→痩せてみえる、温かいのはなぜか?
大島紬→春こそふさわしい、紬と帯の合わせ術、洗練された小物えらび
・帯の位置:着物は帯位置で決まる。年代別、きものの種類別、場面別の帯の高さ、玄人の帯
・足元の美学
・素人の着物と玄人の着物:今はシロウトが玄人っぽい着方をしているが・・・
【着物と風水 ~色と柄、構造】
風水といえば、住む環境を整えるためのセオリーである、いうのが一般的ですが、
本来気の通りをよくするための風水術は、衣食住すべてに使えます。
衣と色も風水術を利用することで、どんどん運気をあげ、美しく健康にしていきます。
着物は、洋服と違って1枚を全身にまといます。
ということは、色、模様の影響をそれだけ強くキャッチしてしまうということです。
風水というちょっとユニークな観点から、衣食についてお話します。
著書
・干支シリーズ(寅、午、丑)(三五館)
・二十四節気ときもの(三五館)
・女神メイク効果!(三五館)
・節約精神(三五館)
・きものという農業(三五館)
・きものを着たら おとな思草(角川書店)
・十二か月のきもの(世界文化社)
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