ニールセン 北村 朋子

aTree 代表
共生ナヴィゲーター
コンサルタント、コーディネーター、ジャーナリスト
講師カテゴリー
- SDGs・ESG
- SDGsその他
- 人権・福祉・介護
- 平和・国際・異文化
- ライフスタイル
- ライフプラン・自己啓発
出身地・ゆかりの地
プロフィール
2001年よりデンマーク、ロラン島在住。神奈川県茅ヶ崎市出身、その後茅ヶ崎と小田原で育つ。日本での職歴はウォルト・ディズニー・ライセンシー企業のセールスプロモーション担当、米国のアウトドア通販のインターナショナル・コーディネーター、フリーランスの映像翻訳家。
デンマークに移住後は、様々なテーマやトピックについて、例えば再生可能エネルギー、高福祉社会システム、
持続可能な社会、教育、民主主義、スポーツと文化、復興と都市計画などについて小中高大学生から企業、研究所、自治体、
NGO、議員や大臣などと対話、連携、実践を続けている。
2006年以降、日本からデンマークを中心にフェロー諸島やグリーンランド、スウェーデンなどへ向けてのたくさんのスタディツアーやワークショップ、講演を企画、実施。
これからは、デンマークや近隣諸国から日本へ向けての同様のツアーやワークショップ、講演を探求していく予定。
最近の最も重要なプロジェクトの一つは、デンマーク、ロラン島に食のインターナショナル・フォルケホイスコーレを2022年に開校すること。そこでたくさんの対話や実験、実践を通じて生涯の学びの場として楽しみながら持続可能、健康的な食と水の安全供給と民主主義を世界に広めていくことを目指している。同時に、日本の公教育を現在と未来の民主主義社会にマッチした形にアップデートしていくことにもコミットしたいと考えている。
高校生の息子と、20代のデンマーク人コロンビア人夫婦とともにシェアハウス的な生活を送っている。
The Foreign Press Association in Denmarkメンバー。2012年2月、デンマーク・ジャーナリスト協会Kreds2賞受賞。
2015年11月、2018年1月には、ロラン市と宮城県東松島市の名代として、デンマーク王国フレデリック皇太子のご接見を
賜り、また、2017年6月には、日本とデンマークの外交樹立150周年に伴いデンマークを訪問された皇太子徳仁親王(当時)のご接見を賜った。
講演テーマ
【デンマークの幸せで持続可能な社会づくり】
世界で最も幸せな国民と言われるデンマーク。
投票率も常に85%を越え、教育費、医療費、老後が無料という高福祉高負担の社会を実現しています。
国民の満足度も高く、再生可能エネルギーの導入やSDGsの取り組みでも世界をリードする背景を、教育と民主主義という視点から考えます。
【デンマークの再生可能エネルギーと民主主義】
1970年代のオイルショック後、それまで中東の石油に頼り切っていたデンマークは、一旦は原発エネルギー政策に舵を切りますが、その後10年かけて国民と政府が対話を続け、最終的には原発を一基も作らずに再生可能エネルギーへエネルギー政策をシフトし、現在はその分野で世界をリードする存在になっています。
グリーンシフトへの議論の過程と、それを支える教育と民主主義について考えます。
【幸せな社会をつくる、デンマークの教育システム】
デンマークの教育は、幼稚園から民主主義を意識したものになっています。
それぞれの人が、生まれてから最期まで自分らしく生ききるための一般教育とリカレント教育。国のヴィジョンを明確にし、
それを教育で実践する考え方の背景を探ります。
【情報と日本語との向き合い方】
コロナを経験し、日々の暮らしの中で、これまで以上にもやもやを感じる人が増えています。そのもやもやがどこからきて、
それをどのように捉え、どう向き合えばいいのか。また、自分の考えをまとめ、それをどのようにまわりの人や社会と共有すればいいのか。
子供の頃から慣れ親しんだ日本語をあらためて見つめ直し、周りにあふれる情報を自分に必要なものだけ取り出してうまく整理しながら、自分の考えをまとめ、社会とつながるヒントを探ります。
実績
経済同友会、同志社大学、慶応大学、一社RELEASE;、日本記者クラブ、世田谷区、H.I.S.、コープさっぽろ、やまがた自然エネルギーネットワーク、東松島市、Home,Athlete Zoo、いまを生きる手習い塾、モリゼミ、ミラツク他多数
著書
『ロラン島のエコ・チャレンジ―デンマーク発、100%自然エネルギーの島』(新泉社 2012)