古本 聡
株式会社土屋 取締役 兼 CCO 最高文化責任者
土屋総研 所長
講師カテゴリー
- 人権・福祉・介護
- 障がい・発達障害
- 歴史・文化・科学
- 歴史
出身地・ゆかりの地
東京都
プロフィール
古本聡
株式会社土屋 取締役兼CCO 最高文化責任者・土屋総研所長
1957年、大阪府豊中市生まれ。
脳性麻痺による四肢障害。車いすユーザー。
旧ソ連で約10年間生活。内幼少期5年間を現地の障害児収容施設で過ごす。
1983年、早稲田大学商学部卒。
18~24歳の間、障害者運動に加わり、障害者自立生活のサポート役としてボランティア、介助者の勧誘・コーディネートを行う。
大学卒業後、翻訳会社を設立、2019年まで運営。
2016年より介護従事者向け講座、学習会・研修会等の講師、コラム執筆を主に担当。
講演テーマ
【19世紀中ごろにおける社会ダーウィニズムとしての優生思想の広がり)】
ダーウィンの生物進化論を適用して社会現象を説明しようとした動きについて。特にダーウィンの生存競争による最適者生存の理論を誤解ないし拡大解釈して、社会進化における自然淘汰説を導き出そうとした。社会ダーウィニズムは「人口増加→生存競争→適者生存→進歩」というプロセスで社会の変化をとらえる考え方である。日本では、19世紀の第4四半期から二〇世紀初頭にかけて流行。日本の軍国主義を昂揚するために使われた。
【旧ソ連および現代ロシアにおける障害者(児)の状況】
講師自身が旧ソ連の障害児施設で体験したことを基に、その後に様々な文献や生の証言などから得た知識を考え併せて旧ソ連から現ロシアに脈々と受け継がれている優生主義を明らかにする。ロシアについてそのような角度から分析した研究者は、日本には存在せず、ロシア優生思想変遷の歴史的背景から、旧社会主義国・共産主義国における、主に障害者が置かれた状況が分かる唯一の講義と言える。
【優生思想史(古代ギリシャ~現代)】
古代ギリシア・ローマ時代から存在し続けた優生思想。この学問は科学的外観を装って現れてきたが、優生学には常に科学と社会的利害と様々な思想・信条とが深く入り交じっている。古代ギリシャから19世紀半ばのゴルトンによる、果ては日本の優生保護政策までの歴史を社会経済的背景に基づいて解説する
実績
なし
講演の特徴
旧ソ連の障害者収容施設で幼少期の5年間を過ごすという、前代未聞の経験から、優生思想について、様々な知見をもとに講演することが可能。
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