湯浅 正太

湯浅 正太
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湯浅 正太 (ゆあさ しょうた)

一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)代表理事
作家/代表作:絵本『みんなとおなじくできないよ 障がいのあるおとうととボクのはなし』(日本図書センター)
小児科医(専門分野は、発達障がい/知的障がいなどの障がい児医療やてんかんを含む小児神経分野)

講師カテゴリー

  • 人権・福祉・介護
  • 障がい・発達障害
  • 子どもの人権
  • 学校教育・PTA・育児
  • いじめ・不登校
  • 育児・幼児教育
  • 学生向け

出身地・ゆかりの地

栃木県 群馬県 千葉県 東京都 高知県

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プロフィール

※以下、家族に障がいや病気をもつ子どもがいる場合、その子どもたちを「同胞」、その兄弟姉妹のことをひらがなで「きょうだい」と記します。

 はじめまして、絵本『みんなとおなじくできないよ 障がいのあるおとうととボクのはなし』(日本図書センター)の作者で、小児科医の湯浅正太と申します。

 わたしのことを知っていただくために、下記のYoutube動画「きょうだいとしての経験 湯浅正太 / mojiがたりシリーズ」をご覧ください。わたしのきょうだいとしての経験を語った講演会の様子をYoutube動画として公開しております。下記のURLリンクから自由に視聴できます。わたしがきょうだいとしてどのような悩み/問題を抱え、どのような支援により救われたのか。そして、きょうだい支援にとって大事なものは何か。きょうだいそして小児科医としての経験や、きょうだいに関する研究を通して、きょうだい支援のあるべき姿を語っています。

▼Youtube動画「きょうだいとしての経験 湯浅正太 / mojiがたりシリーズ」
mojiがたり(一般社団法人Yukuri-te)

 わたしは、きょうだいという立場で育ちました。障がいによりさまざまな生きづらさを抱える同胞の姿を目にすることで、同胞を心配したり、何もしてあげられない未熟な自分を責めました。また、みんなと同じように行動できない同胞を恥ずかしく感じる自分を責めました。そういったさまざまな悩みや葛藤を抱く様子は、わたしの絵本「みんなとおなじくできないよ」で表現した通りです。

 一方でわたしは次第に、人への優しさ、人を愛することなど、偏差値のようなテストでは測れない、生きる上で大事なものに価値を見出すようになりました。そうやって次第に自分が置かれる環境をあるがままに受け入れ、将来に向けて生きる勇気が湧いたのです。そして、障がい児やその家族の力になりたいと思うようになり、小児科医を志すようになりました。

 医学部に入学し、医学生として過ごすうちに、もっと多種多様な価値観に触れたいと思うようになりました。そこで、医学部を1年間休学して海外留学をしました。異なる人種や文化に触れ、異なる者同士が共存するための課題を学びました。障がいにより、障がい児自身やその家族が生きづらさを抱えてしまうとすれば、そこへの理解を広め、皆が共存を考えられる社会になるように力を注ぎたいと思うようになりました。

 大学卒業後、障がい児に関わる医療を学び、障がい児医療の専門家(小児科専門医/小児神経専門医/てんかん専門医)として医療に従事しました。そして次第に、人口構造が激変するこれからの日本社会を生きる子どもたちについて、考えを巡らせるようになりました。そんな時代であっても、子どもたちが「生きていて楽しい」と思える社会をつくることへの、大人としての責任を感じるようになったのです。

 そして、障がい児やきょうだいを含む世の中の子どもたちを支援するために、子どもたちの心を育むために、一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)を設立しました。現在は小児科医として働く一方で、当法人を通じて、子どもたちの豊かな心を育む活動を行っております。よろしければ、下記の一般社団法人Yukuri-teのホームページをご覧ください。

【経歴】
1981年生まれ
2007年 3月 高知大学医学部 卒業
2007年 4月 自治医科大学附属病院 初期研修
2009年 4月 亀田総合病院小児科 後期研修
2012年 4月 国立精神・神経医療研究センター病院小児神経科
2015年 4月 亀田総合病院小児科医師として着任
2018年 4月 亀田総合病院小児科 医長
2018年 9月 亀田総合病院小児科 部長代理
2020年 4月 亀田総合病院小児科 部長
2021年 6月 一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて)代表理事

講演テーマ

【障がいあるいは病気をもつ子どもの兄弟姉妹の心を育てよう!】

障がいあるいは病気をもつ子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい児)の心の育て方を伝えたい。きょうだい児は大人へと成長すると、家庭と社会で大きな役割を果たします。そんなきょうだい児は、同胞の障がいを通してさまざまな悩みを抱えながら生活するうちに、心が不安定になりうまく生活できなくなることがあるのです。きょうだい児として育ち、小児科医・作家として子どもの心を理解する湯浅だからこそ伝えられるものがあります。

【子どもの心を育てよう!】

子どもの心の育て方を伝えたい。学校で生きる勇気がもてない子ども。気持ちをコントロールすることが苦手な子ども。どんな子どもたちも、これからの時代を生き抜かなければなりません。それには、お互いの個性/違いを認め合い、共に支え合う、豊かな心が必要です。だからこそ、子どもたちへのどのような関わりが、子どもたちの心をどのように変えるのか。その知識を届けたい。小児科医・作家だからこそ伝えられるものがあります。

【学校の生活に関わる子どもの病気を学ぼう!】

学校の生活に関わる子どもの病気。それには、起立性調節障害、過敏性腸症候群、チックなどがあります。病気のために学校でうまく生活できなかったり、学校でのストレスを抱えるために症状が悪化することがあります。子ども自身も、どうして自分がうまく生活できないのか理解できない場合がほとんどです。そこには、病気を理解した子どもへの適切な関わりが必要です。小児科医・作家として子どもの心を理解するからこそ伝えられる。

実績

ラジオ:
ラジオOH!HAPPY MORNING(2021.9.30)
NHKラジオ深夜便(2021.9.23)

講演:
「障がいのある子どもの支援について〜きょうだい児の視点から考える〜」/千葉県夷隅地区自立支援協議会児童支援部会
(2021.9.22)
※この講演会の音声をYoutube動画(以下)で配信しております。
mojiがたり(一般社団法人Yukuri-te)

新聞/雑誌等掲載:
NHKウイークリーステラ(11/5号)(2021.10.27)
COMPANY TANK(2021.10.15)
The Human Story(2021.10.6)
中日新聞(2021.10.18)
産経新聞 (2021.9.2)
『手をつなぐ』8月号 (2021.8)
しんぶん赤旗日曜版 (2021.8.1)
教育家庭新聞 (2021.7.19, 6.21)
ダ・ヴィンチニュース (2021.6.7)
毎日新聞 (2021.5.24)
東京新聞 (2021.5.3)
産経新聞 (2021.4.25)
聖教新聞 (2021.4.15)
毎日小学生新聞 (2021.4.9)
読売新聞 (2021.4.9)
房日新聞 (2021.3.18)

講演の特徴

 きょうだい児として障がいを身近に感じながら育ち、小児科医・作家として子どもたちの心を理解する湯浅正太だからこそ伝えられるものがあります。

 子どもたちの心が周囲から理解されないまま放置されていると、子どもたちが生きづらさを抱えるようになってしまいます。すると、子どもたちが人との交流を避けるようになったり、学校へ行くことができなくなったりします。わたしは小児科医として、そういった現場を多く経験してきました。

 わたしの講演を聴いていただくことで、子どもたちの心を理解できるようになります。すると、子どもたちへの適切な関わりがもてるようになり、子どもたちの様子が変わります。子どもたちに笑顔が増え、学校などの社会で経験するさまざまな悩みを克服し、未来へ向けて生きようとする勇気を抱けるようになるのです。子どもたちのことを理解して関われるようになることで、子どもたちに生きやすさが生まれるのです。

〜どうして、今、子どもたちの心なのか〜
 子どもたちが経験するこれからの日本は、少子高齢化・人口減少により大きく変わります。支援を必要とする人たちを、限られた人材で協力しながら支え合う時代がやってきます。そんな時代を生きる子どもたちには、お互いの個性/違いを認め合い、共に支え合いながら生き抜く、豊かな心が求められるでしょう。
 子どもたちの豊かな心を育もうとすると、信頼で満たされた親子の心の“きずな”が欠かせません。なぜなら子どもたちは、親子の心の“きずな”を支えにすることで、安心して他者と関われるようになり、そこから学びを得られるようになるからです。
 その親子の心の“きずな”をつくるためには、子どもたちの心を理解した適切な親子の関わりが欠かせません。ですからわたしの講演を通して、子どもたちの心を理解するための学びを提供し、子育てを頑張る親御さんの力になりながら、いっしょに子どもたちの心を育てたいと思います。

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